FMチューナー 専用測定器無しでのセパレーション調整 |
今回、F-120Dの調整で試した調整方法です。
高価な専用測定器は要りませんが、FMトランスミッターとパソコンは必須になります。
まず使ったのは秋月電子で販売しているFMトランスミッターです。
チューナーの特性より悪いのに調整は無理では?と思いましたが、意外と出来るものです。
LCDが付いていて、メニューからの設定でPILOT信号をOFFにする事もできます。
この送信機の片チャンネルだけに1KHzの正弦波をマイク端子に入れます。
そしてもう片チャンネルのチューナーOUTPUT端子の信号をパソコンのマイク端子に入力します。
下の画像はWaveSpectraというスペアナソフトを立ち上げた状態です。
(右端に19kHzのPILOT信号が確認できます。) 反対側Chから漏れた1kHzの信号の山が目で確認できますので、VR402とVR403を回して調整します。
スピーカでモニタしていると耳でもしっかり確認しながら調整できます。
これでFM波を受信してみると調整前に比べ音の広がりが格段に改善されます。(調整がずれていた場合ですが...)
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