AU-X11 壊してしまった その1 |
届いたHA12002を交換し、準備万端。
早速、電源スイッチを入れると、正常なシーケンス通りにSPリレーがON。
そしてヘッドフォンを差し込むと... パチン! プロテクトが作動。
やっぱり駄目だ... 原因はこのICじゃない。
やはり電源基板上のどの部品なのか、ひとつひとつチェックするかぁ。
回路図を見ながら、怪しい部品を外してみてはテスタやチェッカで確認。
怪しそうな部品は一通り交換しました。
もう一度、電源基板へコネクタを差込なおしてスイッチを入れると、今度は
パワーアンプ基板のL側から煙が!!!
頭が痛い... 僅かなハム音に拘った代償がこれなのか??
恐る恐る、現場確認を... どうやらドライバTrの保護用抵抗焼損したみたい。 1kΩと100Ωの酸化金皮が焼損し導通が無かった。
もっと悲惨な状況を想定してのだが...
でも、更に調べていくとちょっとした期待も打ち砕かれ、抵抗で保護されていたドライバTrが悉くCE間が仲良く?ショートして昇天していた。
このTrも入手性があまりよくはなかったが、同じものを会社の同僚が出張の際に買ってきてくれた。
他にも基板の中央付近にある白くお化粧(シリコングリス)した2SC1845もHfeが
著しく低下していたので交換。
何とか基板上の部品は交換が終わり、テスターでチェックして正常。
再テスト、準備万端。
真夏にこの作業はきつかった。