ソニー PHA-1 ボリューム交換 |
ちょっと手元に届くまで時間はかかりましたが、届いたPHA-1はケース付きで外観もそれなりに悪くないです。
早速試聴してみました。
ん?
ボリュームの接点がガリガリ。 とても聴けたものではないです。
オークションではバッテリーのへたり以外は報告がなかったのですけど...
がっかりです。
とりあえず、ボリュームを洗浄して治ればと、分解してみました。
思い切ってボリュームを外しました。
かなり苦戦したので画像が残ってませんが、ツールとして半田吸い取り器の使用は必須と思います。
サンハヤト はんだシュッ太郎NEO 45Wタイプ HSK-300
多層基板では、ウィック(半田吸取編線)での取り外しは難しいと思います。
外したボリュームを分解清掃しようと思いましたが、ボリュームの各部品を固定しているのがカシメ構造なので、分解後の再組立に不安が残ります。
幸いにも部品箱には先日、ヘッドホンアンプを自作しようと購入した10KΩAタイプのボリュームが... それもスイッチ付きでアルプス製です。(上が秋月で購入したアルプス製。まだ普通に売ってるはず)
そのままはんだ付けして電源が入ることを確認。
ふぅーー、疲れた
早速、試聴してみました。
ガリガリは皆無! 気持ちいい!
アルプス製ですので、まあ4,5年で接点不良になることもないでしょう。
それにしてもネットでのPHA-1のボリュームの接点不良の記事は多いですね。
今回のこの交換作業は、工具がキモです。 また隠しネジなどもあり、完全に保証が効かなくなりますので、ご自分で作業される方は十分ご注意を!
ベッセル(VESSEL) マイクロ ドライバーセット 3本組 精密 ネジ用 +00 / -2.5 / -3 9903